温州ミカン(みかん) 片山温州

登録日:2020年1月26日

片山温州

片山温州

静岡県浜松市で栽培されたみかん「片山温州」を食べました。品種名が記載されているとついうれしくなって購入してしまいます。

片山温州

片山温州について調べてみたところ、昭和中期に徳島県のみかん農家で枝変わりとして誕生したものだそうです。もとの品種が何なのかは不明ですが、その農家の方が片山さんだったのでこの名前になったとのこと。現在ではおもに浜松市で栽培が行われていて、2015年の作付面積の統計では47位にランクインしています。

片山温州

片山温州は酸味が少なめで甘味が強く、皮がむきやすくて、日持ちがよいのが特徴。出荷時期は12月中旬から2月上旬頃となっています。ちなみに浜松市のブランド「丸浜みかん」は数種類の品種で構成されていますが、1月下旬~2月中旬は片山温州も含まれるそうです。

片山温州

さて、今回購入した片山みかんは、1袋に8玉ほど入っていてすべてが大当たり。これが品種の特性なのか生産者の栽培技術の高さなのかはわかりませんが、どれも1房ごとにしみじみと味わってしまうほどのおいしさでした。

サイズは小玉で特徴通り皮がむきやすく、じょうのう膜が薄くて口当たり良好。糖度は17~18度くらいと高くて甘味たっぷりで、酸味もほどよく絶妙なバランスで含まれていました。みかんのうまみがギュッが濃縮されていて、食べ終わってしまうのが名残惜しかったです。

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