リンゴ ニュータウンピピン(ニュートンピピン)

登録日:2020年2月2日

ニュータウンピピン(ニュートンピピン)

ニュータウンピピン(ニュートンピピン)

「ニュータウンピピン(ニュートンピピン)」という珍しいりんごが手に入りました。ピピンと名前に付くりんごは、ほかに「コックスオレンジピピン」や「ホワイトピピン」などがあり、アメリカやイギリスが原産です。

ニュータウンピピン(ニュートンピピン)

ニュータウンピピンは、アメリカニューヨーク州のニュータウンの農場で1730年頃に誕生した古い品種で、日本へは明治時代に渡ってきました。「ニュートンピピン」とも呼ばれますが、ニュータウン生まれなので英語表記は「Newtown Pippin」。当時の日本では「翠玉(すいぎょく)」と命名されましたが、これは黄緑色の果皮が翠玉(エメラルド)をイメージさせたことが由来だそうです。

ニュータウンピピン(ニュートンピピン)

果肉は空気に触れると褐変しやすいものの、甘み、酸味とも濃厚で、食味がよいのが特徴。日本国内では明治時代から昭和中期頃までは広く栽培されていたようです。しかしその後、新しい品種の登場などによって市場からは消滅してしまいました。なお、果皮の色は基本的に黄緑色~黄色ですが、着色系統による違いからか果皮の赤いものもあります。

ニュータウンピピン(ニュートンピピン)

今回購入したニュータウンピピンは岩手県産で、果皮が黄色くて少し赤みが差していました。サイズはやや小さめの約150gと200gの2玉。切り分けてみたころ、確かに10分ほどで果肉が少し変色しましたが、家庭で食べる分にはとくに気になりません。

ニュータウンピピンは「酸味が強いりんご」の部類に入るようですが、食べてみると「グラニースミス」のような強い酸っぱさではなく、「紅玉」くらいの甘酸っぱさです。果肉はかたく果汁は中程度。加工用としてもよさそうですが、普通に食べても十分においしいと思います。糖度は15度前後と甘く、サクサクとした食感で香りもよくて、濃厚で甘酸っぱいりんごの風味を堪能できました。

過去のブログを見る