バナナ グロスミッシェル
登録日:2026年5月31日
これは国産の「グロスミッシェル」というバナナです。「皮ごと食べられるバナナ」のうたい文句で10年ほど前から注目され、生産量が少なく価格も高いためなかなか入手しづらい品種の1つとなっています。それが、たまに立ち寄るお店で抑えめの価格で売られていたので購入しました。
現在、市場に出回っているバナナの多くは「キャベンディッシュ」という品種ですが、それ以前はグロスミッシェルのほうが主流でした。しかし、グロスミッシェルは「パナマ病」の影響によって激減し、1950年代頃には姿を消してしまったのです。ところが近年、「凍結解凍覚醒法」と呼ばれる技術の活用により復活を遂げ、現在では全国のいくつかの農園で栽培が行われています。
グロスミッシェルの特徴としては、キャベンディッシュに比べて香りが強く、食感がもっちりとしていること。また甘味も強くて食味がよく、さらに皮が薄いことから無農薬栽培の完熟果は皮ごと食べられるとされます。
今回入手したグロスミッシェルは沖縄県産で、購入時にはまだ皮が緑色の状態でした。そのため常温でしばらく追熟させたところ、4日ほどで全体が黄色く変化。普通のバナナと同じようにシュガースポットも出てきました。
そして食べてみて印象的だったのが、香りの強さと味の濃さです。本当に果肉がねっとりとした口当たりで甘味が強く、ひと口ごとに濃いバナナの風味をしっかりと感じます。黄色くなってすぐのものも甘いですが、ちゃんとシュガースポットが出たほうがやわらかさと甘味が増してより美味でした。
ちなみに最後の1本は、黒い点がかなり出るまで待ってから味を確認。熟れすぎかと思いましたが、まだ食べ頃でおいしかったです。なお皮は確かに薄めですが、皮ごと食べるのはやめておきました……。
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