サクランボ(桜桃) やまがた紅王

登録日:2023年7月2日

やまがた紅王

やまがた紅王

発売前から心待ちにしていた新しいさくらんぼ「やまがた紅王」を購入しました。まだ出荷量が少なくて入手しづらいかと思っていたのですが、たまたま立ち寄った大手スーパーで発見。しかもタイミングがよかったのか、想定していたよりも価格が低かったのでなぜかお得な気分です(普通のさくらんぼの2倍以上でしたが……)。

やまがた紅王

やまがた紅王は今年本格デビューした大玉の新品種で、親は「紅秀峰」と「C-47-70(レーニア×紅さやか)」。2020年(令和2年)に「山形C12号」という品種名で山形県により品種登録され、公募によってやまがた紅王と命名されました。出荷時期は6月下旬頃から7月上旬頃となっています。

やまがた紅王

特徴は何といっても果実の大きさです。出荷されるのは3L~4Lが中心だそうで、多くが500円玉ほどのサイズになるとのこと。500円玉の直径は26.5mmですが、3Lはそれよりも大きい28mm以上、4Lだと31mm以上にもなります。

やまがた紅王

果実はハート形をしていて、果皮は赤色。果肉はクリーム色でかたさがあり、日持ちがよいのもポイントです。味はほどよく果汁を含んでいて酸味が弱く、「佐藤錦」並みの糖度なのだそう。

やまがた紅王

今回購入したやまがた紅王は2Lと3Lサイズが混ざった感じで、粒の横幅が28mm前後でした。実がぷっくりと大きくて、色づきもよく全体が濃い赤色です。そして1粒口に含むと、直球で強い甘味が押し寄せてきます。

特に濃紅色のものもは糖度が26度以上と高く、かなりのおいしさです。甘味の強さや食感はレーニアに近い印象で、果汁もほどよく、酸味は穏やか。これが標準的な味だとしたら、ファンになる人が増えるのではないかと思います。

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