ナポレオン

山形県産のさくらんぼ「ナポレオン」を食べました。さくらんぼといえば「佐藤錦」や「紅秀峰」などが有名ですが、じつはナポレオンは佐藤錦の母親品種。そして紅秀峰の祖母にあたる品種になります。

ナポレオンは海外で誕生したさくらんぼで、明治時代に日本にやってきました。果肉はややかたく、甘味の中にほどよい酸味が含まれていて、フルーティーな甘酸っぱさが味わえます。

今回購入したナポレオンは、果皮の色づきがやや薄めで、黄色が残った状態のものもちらほら混じっていました。食べてみると、どれも糖度が20度前後と甘味が強く、酸味とのバランスも良好。購入時にお店の方に「このさくらんぼは酸っぱいよ」と言われましたが、酸っぱすぎることはなく、甘酸が調和していて風味豊かでかなりおいしかったです。

果皮は張りがあって果肉もプリプリ。口の中で果汁が弾ける感じで、食べる手が止まりません。甘味だけを求める人には向かないかもしれませんが、果物らしい甘酸っぱさを味わいたい人におすすめです。

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