ナポレオン サクランボ(桜桃)
種類/品種/ブランドなどの詳細ページ
ナポレオンの特徴
「ナポレオン」は、17世紀頃にヨーロッパで栽培が行われていたという歴史の古いさくらんぼです。詳しい来歴は不明ですが、日本には明治時代初期にアメリカから導入。その後、山形県を中心にさくらんぼ栽培が本格化していく中で、その礎となった品種のひとつです。
果実はハート形をしていてやや大きめ。果皮は光沢のある紅色で、完熟すると全体がきれいに着色します。果肉はややかたく、強い甘味の中に適度な酸味も含まれ、濃厚な甘酸っぱさが楽しめます。
ちなみにナポレオンは「佐藤錦」や「南陽」の親にあたる品種です。
ナポレオンの選び方(見分け方)
果皮に光沢がありふっくらと張りがあるものを選びましょう。傷や茶色い点があるものは避け、なるべく全体が赤く色づいているものを選びます。また、軸は緑色のものが新鮮です。
サクランボ(桜桃)のページに戻る
ナポレオンの保存方法
乾燥しないようキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れます。暑い時期は冷蔵庫の野菜室へ。ナポレオンは比較的日持ちするほうですが、遅くとも2~3日以内には食べ切りましょう。
サクランボ(桜桃)のページに戻る
ナポレオンの食べ方
ナポレオンは甘味と酸味があるので、そのまま生食するほか、ジャムやシロップ漬けにしても美味です。種を取り除いてタルトやケーキの材料にしてもよいでしょう。
ナポレオンの旬(出回り時期)
ナポレオンは6月下旬から7月上旬頃に収穫されます。
ナポレオンの主な産地
出典:農林水産省統計
ナポレオンの作付面積のトップは山形県です。作付面積は約77.8ヘクタールで、9割以上が山形県で栽培されています。2位は約3.4ヘクタールの北海道。3位は約2.8ヘクタールの山梨県です。
果物統計のページに移動