スモモ(プラム) シナノパール

登録日:2020年10月11日

シナノパール

シナノパール

長野県産の「シナノパール」というすももを購入しました。これは長野県農業関係試験場が開発し、2018年に登録された長野県のオリジナル品種です。一般的にすももが多く出回るのは6月から9月ですが、シナノパールは9月下旬に収穫される晩生種なので、10月上旬頃まで味わうことができます。

シナノパール

調べてみたところ、シナノパールの特徴は果実の大きさと食味のよさにあるとのこと。多くのすももは重さが80~150gくらいですが、シナノパールは200gほどと大玉で、大きいものは300gにもなるそうです。また甘味が強くて程よく酸味を含み、果肉は適度にやわらかく果汁が豊富。ジューシーな甘酸っぱさが楽しめます。

シナノパール

このシナノパールはデパ地下で購入しました。スーパーで売られている主流品種に比べると高価でしたが、2個入りでそれぞれの重さが250g以上と大きかったので納得です。果皮は地の黄色に赤色が着色し、ふっくらと丸くてきれいな外観をしています。

シナノパール

少し冷やしてから食べてみると、あまりのおいしさにびっくりしました。甘味、酸味、果肉のやわらかさ、果汁の多さ、どれを取っても完璧というくらい、とにかく美味です。糖度は20度以上と高く、たっぷりの甘味の中に品のよい酸味が混じり、さらにふんわりとすももの香りが口の中に広がります。

シナノパール

果肉はかた過ぎずやわらか過ぎず、皮もそれほど酸っぱくなく、皮ごと食べてもおいしいです。これがシナノパールの平均的な味なのか、大当たりなのかはわかりませんが、ひと口食べた瞬間からとりこになりました。

ちなみに、シナノパールの中で糖度や大きさなど一定基準を満たしたものは「麗玉(れいぎょく)というブランド名で出荷されています。今回食べたシナノパールでもかなりおいしかったですが、確実に大当たりを食べたいなら麗玉を狙って購入してみてもいいかもしれませんね。

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