スモモ(プラム) 赤李(あかり)

登録日:2024年8月12日

赤李(あかり)

赤李(あかり)

山形県産の「赤李」というすももを食べました。赤い李(すもも)と書いて「あかり」と読み、出荷時期は8月上旬~中旬頃。さがえ西村山すもも部会が育成したオリジナル品種になります。

赤李(あかり)

赤李はサイズが100~150gくらいで、果皮は鮮かな紅色。甘味と酸味が調和していて、果汁が多く、香りがよいことが特徴です。また日持ちのよさもポイントとなっています。

赤李(あかり)

ちなみにさがえ西村山には多くのオリジナル品種があり、赤李のほかにも果皮が緑色の「緑李(みどり)」や、果皮が黄色くて9月中旬まで出回る「「光李(ひかり)」、10月に収穫される「愛李(ラブリー)などが栽培されています。これら個性的な名前のすももは、10月頃まで時期をずらして出荷されるそうです。

赤李(あかり)

さて、今回の赤李はサイズが90g前後で、果皮は特徴通り濃い紅色。果実は食べ頃のものと、白い粉(ブルーム)が多く付いた少しかためのものが混ざっていました。なのでかためのものは少し常温で追熟させて、食べ頃のほうからカットしてみることに。

赤李(あかり)

軽く冷やして口に含むと、強い甘味とほどよい酸味、芳香がミックスされてじつに美味。糖度は高い部位で20度あり、果肉のかたさもちょうどよくて、あふれる果汁もおいしいです。また追熟が浅めだったものは酸味をやや強く感じましたが、しっかり追熟させたものは酸味がかなりやわらいでいました。なお果皮はけっこう酸味があったので、皮をむいたほうが食べやすかったです。

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