ナシ(日本梨) 南月(なんげつ)

登録日:2016年9月19日

南月(なんげつ)

南月(なんげつ)

「南月」という梨を食べました。南月は長野県で育成された青梨で、品種登録されたのは1997年(平成9年)。親は「越後」と「新水」で、これは同じく長野県で育成された「南水」と同じ両親になります。ということは、南月は南水と兄弟ということですね。でも南水は赤梨で、こちらは青梨です。

収穫期は9月上中旬で、果重は350~400gくらい、甘味が強くて酸味が少ないのが特徴だそうです。今回購入した南月は重さが300g弱で、黄緑色の果皮に薄茶色のさびが多く出ていました。どうやらさびが出やすいのも特性のようです。

味は、糖度が15度前後と高く、ひと口食べると南水を思わせるような強い甘味がグッとしました。酸味はとてもおだやかで果汁がとても豊富。南月はほとんど出回っていない品種ですが、甘い梨が好きな人におすすめです。

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