ブドウ(葡萄) 瀬戸ジャイアンツ

登録日:2023年9月24日

瀬戸ジャイアンツ

瀬戸ジャイアンツ

黒、赤、緑とおいしそうなぶどうがたくさんお店に並んでいたので、ふらふらと吸い寄せられて、久しぶりに「瀬戸ジャイアンツ」を購入しました。岡山県が主産地の緑系の大粒ぶどうです。

瀬戸ジャイアンツ

瀬戸ジャイアンツは30年以上前に岡山県の花澤ぶどう研究所が開発した品種で、交雑親は「グザルカラー」と「ネオ・マスカット」。品種登録されたのは1989年(平成元年)です。果皮が薄くて皮ごと食べられ、酸味が弱くて甘味が強く、マスカットの風味を感じられます。

瀬戸ジャイアンツ

そして最大の特徴は、粒の大きさと形です。粒は極めて大きく、縦に溝のようなくぼみのある桃のような姿をしています。この見た目から「桃太郎ぶどう」の別名を持ち、岡山県桃太郎ぶどう生産組合からはこの名前で出荷されています。

瀬戸ジャイアンツ

今回入手した瀬戸ジャイアンツは、粒が桃のような、ハートのような、角度によっては三つ葉のクローバーのような見た目です。サイズは1粒17g前後と大きく、果皮は淡い黄緑色をしていて、張りのあるぷくっとした形をしています。

瀬戸ジャイアンツ

薄皮で種なしなので、水洗いして皮ごと口に入れると、パリッと歯切れがよく、果汁がはじけるようにあふれました。糖度は20度前後と高く、酸味がおだやかでじつに美味。1粒が大きいので食べ応えがあり、強い甘味とマスカット特有の高貴なフレーバーを存分に堪能できました。

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