ブドウ(葡萄) 富士の輝

登録日:2021年8月22日

富士の輝

富士の輝

デビュー以来、圧倒的な人気を誇る「シャインマスカット」ですが、これはそのシャインマスカットを親に持つ「富士の輝(ふじのかがやき)」という品種です。シャインマスカットと同様にタネがなく、皮が薄いので皮ごと食べることができます。

富士の輝

親の掛け合わせはシャインマスカットと「ウインク」で、志村葡萄研究所が育成しました。品種登録はされていませんが、1~2年ほど前から出荷されているようです。ちなみに同研究所ではウインクのほか、「コトピー」や「雄宝(ゆうほう)」など多くの品種を育成しています。

富士の輝

富士の輝はシャインマスカットの子品種ではありますが、果皮は緑色ではなくて黒色。ウインクが黒ぶどうなので、皮の色はそちらの性質を受け継いだようです。また糖度が高くて香りもよく、大粒でタネがなく皮ごと食べられる点も大きな魅力となっています。

富士の輝

今回購入した富士の輝は、ひと房の重さが約520gとまずまずの大きさ。果皮が巨峰やピオーネなどのような黒紫色で、粒は円形というよりは少しごつごつとした楕円形といった感じです。

富士の輝

1粒取ってそのまま食べてみると、甘い! そして本当に皮ごとでも口当たりが気にならず、パリッとした軽い歯ごたえです。酸味はやさしく、それでいて濃厚な風味で果汁も豊富。シャインマスカットとはまた違うおいしさで、味も食べやすさも満足度の高いぶどうでした。

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