ブドウ(葡萄) クイーンセブン
登録日:2021年9月12日
「クイーンセブン」という赤ぶどうを見かけたので購入してみました。先日「シャインマスカット」の子品種である「富士の輝」をブログに書きましたが、これもシャインマスカットの子品種になります。親の組み合わせは「シャインマスカット」と「マニキュアフィンガー」で、富士の輝と同様、志村葡萄研究所が育成しました。
クイーンセブンはタネなしで果皮が薄いため、皮ごと食べられるのが特徴。シャインマスカットも富士の輝もタネなし&皮ごとOKなので、この点は共通していますね。また甘味も強く、糖度は20~25度にもなるそうです。
果実は長楕円形で、果皮は赤紫色。ただ、色づきがよくないと少し黄緑色が残ることもあるようで、このクイーンセブンも濃赤から黄緑色のグラデーションになっていました。父親のマニキュアフィンガーがまさにこのような色になることがあるので、この点も親によく似ています。
今回購入したクイーンセブンは、1房のサイズが約270gで、粒の長さは2~2.5cmほど。まずは色が薄いものから食べてみると、思っていた以上の甘さ! 酸味はほとんどなく、芳醇な香りと強い甘味を感じます。果皮はサクサクとした食感で、果肉はほどよく締まりがあり、皮は口に残りません。
次に色の濃いものを食べると、ますます甘味が増えて豊かな風味が広がります。糖度を測ると濃いものは22~24度、薄いものでも18~19度くらいありました。やはり赤紫が濃いほうが味に深みがありましたが、色が薄くても十分おいしかったです。
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