ブドウ(葡萄) ピオーネ
登録日:2020年9月27日
岡山県産の大粒黒ぶどう「ピオーネ(ニューピオーネ)」を食べました。ピオーネは1973年(昭和48年)に名称登録されたぶどうで、親は「巨峰」と「カノンホール・マスカット」。おもな産地は岡山県と山梨県となっています。
黒ぶどうはほかにも「巨峰」や「藤稔(ふじみのり)」などがありますが、藤稔は「井川682」と「ピオーネ」が両親。つまり、ピオーネは巨峰の子供であり、藤稔の親でもあるという関係なのです。なお「種なしピオーネ」はニューピオーネとも呼ばれます。
今回2房を購入したのですが、どちらも粒がとても大きく、1粒の横幅は3cmほどで、重さは20g以上ありました。房全体としては少しずんくりとした形ですが、手に持つとずっしりと重みがあります。また、粒は黒く染まっていて色づきがよく、皮も張りがあり鮮度良好です。
さっそく果肉をほおばると、あのプルっとした食感と強い甘味、そしてほどよい酸味がたまりません。甘みと酸味のバランスが絶妙で、おいしい果汁で口の中が満たされます。大粒なので5粒ほど食べると満足するため、数回にわけてピオーネ祭りを楽しみました。保存する際は、キッチンばさみで粒を切り離しておき、器に入れて冷蔵保存。軸のまま置いておくより、こうするほうが日持ちがよく、食べたい分だけすぐに食べられて便利です。
ちなみに、ピオーネの皮をむくときは、ナイフで浅く十字に切り込みを入れて食べています。切り込みは、軸についていたのとは反対側に入れるのがポイント。こちら側からのほうがむきやすいのでおすすめです。
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