モモ(桃) 西王母(せいおうぼ)

登録日:2017年9月24日

西王母(せいおうぼ)

西王母(せいおうぼ)

これは「西王母」という桃です。2004年(平成16年)に品種登録されていて、親は晩生種の「川中島白桃」と「ゆうぞら」になります。西王母も9月下旬に収穫される晩生の品種で、果実が大きくて果汁が多く、強い甘味とほどよい酸味を含むのが特徴だそう。ちなみに「西遊記」に、孫悟空が蟠桃(ばんとう)を食べて罰を受けるエピソードがありますが、そこに登場する長寿の女神の名前が西王母です。

今回購入した西王母は、果皮も果肉も乳白色。調べてみると果皮は白に限らず、ピンク色のものも多いようです。糖度は15度前後と高く、やさしい酸味もあり、ほんのりかすかに本白桃のような渋みも感じられました。甘味が舌にしばらく残るほど甘いのに、後味はすっきり。上品なおいしさが堪能できました。

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