モモ(桃) 青空むすめ

登録日:2021年9月26日

青空むすめ

青空むすめ

「青空むすめ」という元気がよさそうな名前の桃を食べました。山形県のオリジナル品種で、岡田誠氏が「川中島白桃」と「ゆうぞら」を掛け合わせて育成。株式会社天香園によって2009年(平成21年)に品種登録されています。

青空むすめ

9月下旬に収穫される晩生の桃で、果実が大きく、甘味が強いのが特徴。果肉はややかたく、成熟するとなめらかな舌触りになります。両親の川中島白桃とゆうぞらは、どちらもややかたくて糖度の高い晩生の桃なので、このむすめさんもその性質を受け継いでいるようですね。

青空むすめ

今回購入した青空むすめは特徴通りサイズが大きくて、重さは約320gありました。また果皮は軸側に少し黄色が残ってはいますが、全体的に色づきがよくほぼ濃い紅色に着色。完熟の目安とされるそばかすの果点も見られます。

青空むすめ

購入した翌々日に食べたところ、まだほどよくかたさがありながらも、果汁がたっぷりでとてもなめらかな食感。そして何といっても香りがよく、口から鼻まで桃の甘い香りで満たされました。

青空むすめ

味は、強い甘味とほのかな酸味、そして桃ジュースのような芳香が調和して、素晴らしいのひと言。糖度は17度以上あり、ひと切れ口に含むと、濃厚な甘味が舌に残るような感じで、食べ終えてもしばらく余韻に浸れるほど美味でした。

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