はつひめ　モモ(桃)　味の感想や特徴など　果物ブログ

モモ(桃)　はつひめ

登録日：2022年7月10日

福島県産の「はつひめ」という桃を購入しました。初めて食べる品種なので調べてみたところ、福島県の農業総合センター果樹研究所で育成された桃で、両親は「あかつき」と「はつおとめ」。2009年（平成21年）に品種登録されていました。

母親のあかつきは7月下旬～8月が旬の中生種で、父親のはつおとめは収穫時期が6月中旬の極早生種。そしてはつひめは、これらの中間となる7月上旬～中旬頃に収穫される早生種となっています。

果実は220～300gほどの中玉で、糖度は10～14度と甘く果汁が豊富。また香りがよく、肉質がなめらかなのが特徴です。

今回購入したのは2玉で、重さはどちらも180gくらい。果皮は6割ほどが赤く染まり、お尻付近は濃い紅色でしっかり熟している様子です。鼻を近づけるとほわんと桃のよい香りがしてきます。

軽く冷やして食べてみると、果肉は少し赤みがあり、やや繊維質ながらもほどよくソフトでとてもジューシー。糖度は15度前後で酸味はほとんど感じず、甘くておいしい桃の果汁が口の中を満たしてくれます。芳香も豊かで食べ終わっても口の中に桃の風味が残るほどでした。

モモ(桃)の並び順で見る

日付の並び順で見る