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  • 川中島白桃

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  • 黄金桃

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  • 山一白桃

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  • 蟠桃

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  • 桃(幼果)

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  • 桃(幼果)

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  • 桃(未熟)

    桃(未熟)

基礎データ DATA

桃の旬(出回り時期)

※これは桃の出回り量の割合をグラフ化したものです。農林水産省統計 年間卸売総量(2015年)を参考にしています

桃の概要

桃の果実

日本の桃の元祖は岡山県の「白桃」で、この白桃を改良して「白鳳」や「浅間白桃」、「あかつき」などの多彩な品種が誕生しました。ジューシーでなめらかな食感の日本の桃は、世界でも評価されるほどの逸品です。

なお、白桃が誕生した由来は明らかではありませんが、中国の「上海水蜜桃」から生まれたのではないかと考えられています。

桃の仲間であるネクタリンについては「ネクタリンのページ」で紹介しています。

桃の歴史

桃の果実 桃の花

桃は中国が原産で、中国では3000年以上前から食用として栽培されていたといわれます。ヨーロッパには紀元前にすでに伝わっており、ローマ帝国の書物にはいくつかの品種についても記されています。

日本に伝わった時期は定かではありませんが、全国各地の遺跡から桃の種が発見されており、縄文時代末期から弥生時代にはすでに食べられていたようです。記録としては古事記や万葉集などにも登場しています。ただ、本格的な栽培が行われるようになったのは、海外の品種が導入された明治時代になってからのことです。

桃の見分け方(選び方)

見分け方

ふっくらときれいな丸みをしていて、全体的に紅く色づいているものを選びましょう。皮の色は濃いほうが甘味があり、色の濃い部分に白い点々が出ていればよりベター。また果皮全体にうぶ毛があり、香りの強いものがおいしい桃です。

桃の保存方法

糖度分布

桃は室温に置いておくと果肉がやわらかくなるので、かたい桃は新聞紙などで包み風通しのよいところで常温保存しておきます。冷やしすぎると甘味が落ちるので、食べる2~3時間前に冷蔵庫の野菜室へ入れるとよいでしょう。軽くふれて、やわらかみを感じれば食べ頃です。なお熟した桃は傷みやすいので、早く食べきりましょう。

イラストは桃の糖度分布です。桃は枝に付いていた側よりも、お尻(果頂部)のほうが糖度が高くなる傾向にあります。そのためナイフでカットするときは、縦にくし形に切り、枝側のほうから食べると最後まで甘味を感じられます。

桃の栄養と効能

おもな栄養成分(可食部100g中)

食物繊維(1.3g)、カリウム(180mg)、ナイアシン(0.6mg)

注目成分

カテキン

期待される効能

便秘改善、美容効果、高血圧予防動脈硬化予防脳梗塞予防心筋梗塞予防冷え性改善二日酔い予防がん予防、老化抑制

桃の食物繊維には整腸作用のあるペクチンが豊富なので便秘改善に効果が期待できます。便秘は肌荒れやストレスにもつながるので、美容効果としてもよいでしょう。

カリウムは血圧を下げる作用があるので高血圧予防としても有効。特に大腸がんの予防には食物繊維の摂取も効果があるのでおすすめです。また、冷え性や二日酔いによいとされるナイアシンも比較的多く含まれています。

ポリフェノールの一種であるカテキン類も含まれ、がん予防や老化抑制にも期待できます。桃の場合、表面のうぶ毛を洗い落とし、皮ごと食べることでよりたくさんの栄養を摂れるのでぜひ試してください。

より詳細な栄養成分については、「栄養成分(グラフ)」もしくは「栄養成分(一覧表)」に掲載しています。

桃の種類

白鳳

白鳳

「白桃」×「橘早生」として神奈川県で育成され1933年(昭和8年)に登場した人気種です。果肉は白くやわらかな口当たりで果重は250~300g程度。酸味は少なく多汁で、上品な甘さを持っています。収穫時期は7月中旬~8月上旬頃。

あかつき

あかつき

「白桃」と「白鳳」を交配させた品種で、1979年(昭和54年)に命名登録されました。サイズは250~300gくらいで、糖度が高くて果肉は緻密。口当たりはなめらかで、しっかりとした歯ごたえもあります。収穫時期は7月下旬頃。現在ではシェアの上位に入る主要品種の1つです。

川中島白桃

川中島白桃

長野市川中島町で誕生した品種で1977年(昭和52年)に命名されました。重さ約250~350gと大きめで、果肉がややかたくて歯ごたえがあり、日持ちがよいのが特徴。糖度が高いので、甘くて少しかための桃が好きな人におすすめです。8月上旬頃から収穫されます。

日川白鳳

日川白鳳

6月下旬頃から収穫される早生種で、果汁が多くてほどよい甘味があります。果肉はなめらかでかたさは中程度、大きさは250g前後です。山梨県で「白鳳」の枝変わりとして発見され、1981年(昭和56年)に品種登録されました。

清水白桃

清水白桃

1932年(昭和7年)に岡山県の桃園で発見された白桃で、果皮も果肉も乳白色なのが特徴です。果肉はやわらかく多汁で甘味も十分。果重は250~300gくらいで7月下旬~8月上旬頃に収穫されます。おもな産地は岡山県や和歌山県などです。

浅間白桃

浅間白桃

「高陽白桃」の枝変わりとして山梨県で誕生し、1974年(昭和49年)に登録された品種です。果肉が緻密でやわらかく、果汁も豊富で甘いのが特徴。300g前後と比較的大玉で、大きいものは400g以上にもなります。出回るのは7月下旬~8月上旬頃。

なつっこ

なつっこ

「川中島白桃」×「あかつき」として長野県で誕生し、2000年(平成12年)に品種登録されました。サイズは300g前後と大きく、果肉はややかため。酸味は少なめで糖度の高い甘い桃です。8月上旬頃から出回ります。

みさか白鳳

みさか白鳳

みさか白鳳は「白鳳」の枝変わり種です。山梨県の御坂町で育成され、1989年(平成元年)に品種登録されました。重さは250~280gくらいで、甘味があって果汁も豊富。収穫時期は7月上旬頃から。

一宮白桃

一宮白桃

8月上旬頃から出回る品種で、300g以上になる大玉の桃です。乳白色の果肉は締まりがあり、糖度が高く果汁も豊富。来歴は不詳ですが、山梨県の一宮町で育成され、この名前が付けられたそうです。

加納岩白桃

加納岩白桃

7月上旬頃から出回る早生品種。糖度が高くて果汁が多く、果肉は溶質でなめらかな口当たりです。「浅間白桃」の枝変りとして発見され、1983年(昭和58年)に山梨県の加納岩農業協同組合によって品種登録されました。

ゆうぞら

ゆうぞら

「白桃」と「あかつき」を交配した品種で、1983年(昭和58年)に登録されました。果重は250~300g程度で、果肉は緻密で糖度が高く、日持ちにも優れています。桃のシーズン後半の8月下旬頃から出荷される晩生種です。

暁星(ぎょうせい)

暁星(ぎょうせい)

「あかつき」の枝変わりで、7月下旬頃から出回る品種です。福島県で誕生し、1986年(昭和61年)に品種登録されました。サイズは250g前後で甘味が強く、酸味は少なめ。果肉はあかつきと同様ややかためです。

黄金桃

黄金桃

「川中島白桃」の偶発実生として誕生した品種で、果皮・果肉ともに黄色い桃です(無袋栽培のものは果皮がピンク色になります)。サイズは300g前後で果肉は溶質。強い甘味とほどよい酸味があります。なお、黄色い桃にはほかに「黄美娘(きみこ)」や「黄ららのきわみ」などがあります。旬は8月下旬頃から。

ちよひめ

ちよひめ

「ちよひめ」は、「高陽白桃」と「さおとめ」を交雑して育成した桃です。1988年(昭和63年)に品種登録されました。重さは200g前後と小ぶりですが、果肉が緻密で果汁が豊富。上品な甘味があり酸味は控えめです。6月中旬頃から収穫が行われる極早生種で、時期の早い品種としては食味が優れていて日持ちもします。

白桃

白桃

「本白桃」ともいわれ、明治時代から岡山県で生産されている品種。果皮と果肉がオフホワイトで、甘味が多くなめらかな食感です。甘さの中にわずかに渋みもあり上品な味わい。サイズは250~300gくらいで8月上旬から出荷されます。なお、無袋栽培のものは果皮がピンク色に染まります。

長沢白鳳

長沢白鳳

「白鳳」の枝変わりとして山梨県で発見された桃です。長沢猪四重氏によって育成され、1985年(昭和60年)に品種登録されました。果肉はややかたく締まっていて、酸味が少なく甘味が強め。サイズは300g前後で、果皮の色づきがよく日持ちも良好です。8月上旬頃から出回ります。

蟠桃(ばんとう)

蟠桃(ばんとう)

中国が原産の桃で、平たく扁平な形をしているのが特徴です。サイズは100~200gくらいで、果皮の色は比較的濃い目。特有の甘味があり酸味はおだやかです。おもな品種に「大紅蟠桃」や「フェルジャル」などがあります。

各地の年間収穫量 モモ

円グラフと下表の割合(%)が違うときは?

上の円グラフの割合(%)と下の表の割合(%)の数値が違うことがありますが、その場合は下表のほうが正しい数値です。

下の表は出典である農林水産省のデータに記されている「全国の合計値」から割合を計算したものです。

上の円グラフも農林水産省のデータですが、こちらは全国ではなく主要生産地のみのデータなので、値が公表されていない都道府県は含まれていません。

また、ページ上部の「基礎データ」にある「おもな産地」の数値は、下表の割合(シェア)を四捨五入したものです。

出典:農林水産省統計

2015年のモモの収穫量のうち最も多いのは山梨県で、約3万8,600トンの収穫量があります。2位は約2万6,600トンの収穫量がある福島県、3位は約1万5,900トンの収穫量がある長野県です。

栽培面積・収穫高の推移

出典:農林水産省統計

2015年のモモの栽培面積は約9,690ヘクタール。収穫量は約12万1,900トンで、出荷量は約11万1,400トンです。

品種ごとの作付面積

出典:農林水産省統計

2013年のモモの作付面積は、1位はあかつきで約1,647ヘクタール。全体の約18%を占めています。2位は白鳳で約1,406ヘクタール。3位は川中島白桃、4位は日川白鳳となっています。

桃の輸入先と輸入量

出典:財務省統計

日本に輸入されているモモはすべてアメリカから来ています(アメリカ以外に統計データがありません)。輸入量は約114トンで、輸入額は約6,074万円。1キログラム当たりの単価は約534円です。

桃の輸出先と輸出量

出典:財務省統計

2016年には8か国に輸出され、トップは約983トンの香港です。2位は約272トンの台湾、3位は約29.1トンのタイと続きます。

年別輸出入量

出典:財務省統計

モモは海外に輸出されています。2016年の輸出量は約1,308トンで輸出額は約12億335万円。輸出量は前年と比べると157トン(約14%)増加しています。

主要生産国(上位5か国)

出典:FAOSTAT(2014年)

桃&ネクタリン生産の上位5か国は、中国、スペイン、イタリア、ギリシャ、アメリカです。1位の中国の生産量は年間約1,242万3,700トンで全体の約54%を占めています。2位のスペインは年間約157万3,640トンで全体の約7%、3位のイタリアは年間約137万9,428トンで全体の約6%です。

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