モモ(桃) 米倉金桃
登録日:2026年7月12日
これは山梨県産の「米倉金桃(よねぐらきんとう)」という桃です。初めて食べるので来歴を調べてみると、「黎明(れいめい)」というネクタリンの変異樹として発見されたそうで、1991年(平成3年)に品種登録されていました。
ネクタリンは果皮が赤く無毛で表面がつるつるとしていますが、米倉金桃は果皮が黄色くうぶ毛も生えています。果肉はどちらも黄色ですが、変異によってこんなに外観が異なるなんておもしろいです。なお、ネクタリンは桃の変種とされるので、先祖返りということになりますね。
米倉金桃の特徴は、果実が220gほどの扁円形で、果皮も果肉も黄色。甘味が強くて酸味は弱く、果肉は溶質で多汁です。収穫時期は7月上~中旬頃で、一般的な黄金桃に比べて1か月ほど早いとのこと。ちなみに品種名の「米倉」というのは育成地である山梨県の地名から名付けられたようです。
今回入手した米倉金桃は約300gと大玉で、全体が濃黄色に染まっていて、少し赤みが差したものもありました。果実はふっくらとしていて縫合線は浅く、十分に成長してから収穫された感じがします。甘い芳香も漂っていてこれはもう食べ頃です。
カットすると果肉はほどよくソフトで果汁が多く、濃厚な甘味が口いっぱいに広がりました。糖度は高い部分で17度以上あり、弱めの酸味も甘さを引き立てていて、舌触りもなめらかでとても美味です。
なお購入時に1個だけ色が薄く黄緑色が残っていたのですが、常温で置いておくと2日後にはしっかりと濃黄色に変化しました。追熟によって弾力と香りも増し、こちらも先に食べたものと同じくらいおいしかったです。












