モモ(桃) もちづき

登録日:2026年8月16日

もちづき

もちづき

これは「もちづき」という白くてかたい桃です。缶詰に適した品種として農研機構が育成し、2000年(平成12年)に登録されました。スーパーで目にすることはありませんが、先日、珍しく青果として売られているところに遭遇したので購入してみることに。

もちづき

親品種には農研機構が所有する育成系統が使われていて、果皮も果肉も乳白色。そして、一般的な桃は無袋栽培だと果皮が赤く着色しますが、これは無袋栽培においても果皮・果肉に赤みが出ないことが大きな特徴となっています。

もちづき

大きさは200g~250gほどで、甘味は中程度で酸味が少なく、果汁が多くて香りは少なめ。果肉は半不溶性でかたく、追熟してもかたさを維持できるため日持ちも良好です。なお追熟がそれなりに進むとある程度はやわらかくなるようです。

もちづき

今回入手したものは250g前後で、果皮はほんのり黄色みを帯びた乳白色。そして果肉も同様に淡いクリーム色で見た目がとても綺麗です。じつはこの果実を半分に切ってラップに包んで冷蔵保存しておいたのですが、2日経っても切り口が変色せずきれいな白色のままでした。

もちづき

生食もできるようなのでそのまま食べてみると、果肉はコリっとした歯ごたえで、かたい桃好きな人に喜ばれそうな食感です。糖度は高い部分で15度前後と甘味も十分にあります。でもやはり加工向きなのでシロップ漬けにしてみたところ、なめらかな口当たりのコンポートが完成。変色や煮崩れすることもなく、甘くておいしい桃を堪能することができました。

ちなみに山形県ではもちづきのことを「恋香桃(れんかとう)」というブランド名で呼んでいるそうです。

過去のブログを見る