イチゴ ベリーツ(大分6号)
登録日:2025年3月2日
これは2017年(平成29年)にデビューした大分県のオリジナルいちご「ベリーツ」です。「大分中間母本(さがほのか×とちおとめ)」に「かおり野」を交配して育成されたもので、大分県によって2021年(令和3年)に「大分6号」という名前で品種登録されています。
このベリーツという愛称は登録商標で、スイーツみたいなストロベリーということが名前の由来とのこと。甘味と酸味のバランスがよく、果肉がかたくて日持ちもよいのが特徴となっています。
また果実は縦長の円錐形でサイズが大きく、果皮は鮮やかな赤色をしていて、断面の果芯は白色。ちなみに母親の大分中間母本は「大分3号」として育成されたいちごで、流通量は少ないですが「ゆふおとめ」の名前で出回っています。
さて今回のベリーツは百貨店で入手したもので、果皮が濃い紅色ですらっとした円錐形。長さは約5.5cmと大きくとてもきれいな外観です。フィルムをはがすと甘い香りがふわっと漂ってきました。
葉の付け根部分に白色が残っているものもいくつかありましたが、先端の糖度は13~16度台としっかりと甘味があり、酸味との調和もとれていて果汁も豊富。かための果肉はみずみずしさがあり、口の中でまろやかな甘さと芳香がブレンドされておいしかったです。
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