イチゴ とっておき
登録日:2022年3月20日
鳥取県のオリジナルいちご「とっておき」を食べました。2018年(平成30年)に登録された品種で、収穫時期は12月~5月頃。20年にわたる育成の末に誕生したそうで、鳥取県でのみ栽培されています。
来歴を調べてみると、「章姫」を交配親として、味や形、かたさ、収量などに優れた2つの系統を選抜して育成したとのこと。現在、鳥取県の主要品種は章姫ですが、章姫は果実がやわらかいため輸送にはあまり向いていません。でも、とっておきは果実がかためなので輸送性が向上しています。ちなみにとっておきの「とっ」はとっとりの「とっ」から付けられたのだとか。
形は円錐形で大きく、果皮は橙赤~濃赤色で果肉は白色。甘味が強くやさしい酸味があり、香りも良好です。なお、章姫は果実が長い円錐形をしていますが、とっておきはふっくらとしていて外観はあまり似ていません。
今回購入したとっておきはきれいな円錐形で、サイズは25g前後と大粒。果皮は鮮やかな赤色をしていて、パックのフィルムをはがすといちごの甘い香りがふわーっと広がりました。
果肉はほどよいやわらかさで果汁が多く、ひと口食べると章姫のような甘味とまろやかな酸味、そして心地よい香りが口の中でミックスされてとても美味です。購入後に数時間持ち歩いたためか、何粒かは果皮が少し擦れてしまっていましたが、とてもおいしいいちごを堪能できました。
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