イチゴ よつぼし
登録日:2019年3月15日
これは「よつぼし」という新品種のいちごです。三重県、香川県、千葉県、九州沖縄農業研究センターが共同で開発したもので、2017年に品種登録されました。果実は円錐形で赤い果皮には光沢があり、果肉のかたさは中程度。果皮はやわらかめで、甘みと酸味をほどよく含み、食味のよいいちごとのことです。
また、よつぼしは「種子繁殖型品種」というのも大きな特徴です。一般的にいちごはランナーという子苗で株を増やして果実を育てますが、よつぼしは種から栽培できます。種から育てることで効率よく株を増殖でき、もし親株に病気があっても感染を防げるというメリットがあるそうです。
さて、今回購入したよつぼしは完熟状態だったようで、持ち帰ったものを見ると、表面に果実同士が押し合った傷がついてしまっていました。でも食べてみると、甘味がしっかりあり、果汁も豊富。酸味はやさしくて風味がよく、とてもおいしかったです。果肉の中心部が赤くて断面がきれいなので、カットしてパフェやタルトに使っても映えそうです。
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