イチゴ 紅ほっぺ
登録日:2022年4月3日
いちごの新品種が次々に登場する中、古株もまだまだ健在です。この「紅ほっぺ」もニューフェイスたちに負けず、いちご売り場でしっかりとスペースを確保していました。
紅ほっぺはいわずと知れた人気品種で、品種登録されたのは2002年(平成14年)のこと。「章姫」と「さちのか」を両親として静岡県で育成され、登場からもう20年が経過しています。
果皮は鮮やかな紅色で光沢があり、果実はやや大きめの長円錐形。果肉の中心部まで赤くなり、甘味と酸味のバランスがよくて、ジューシーで香り豊かないちごです。
今回入手した紅ほっぺは愛知県産のもので、長さが約5cm、重さは30g以上の大粒。形はそれほどよくありませんでしたが、ひと口で食べるのをためらうほど大きく、全体が濃い紅色で甘い香りも漂っています。
半分にカットして食べると、果肉がほどよいやわらかさで口当たりがよく、風味も良好。果実先端の糖度は14~15度台と高くてほどよい酸味もあり、果肉が押しつぶされるたびに甘酸っぱい果汁がジュワーッとあふれ出てきます。食べ応えもあり、口の中がおいしさで満たされました。
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