イチゴ かなみひめ
登録日:2021年4月18日
久しぶりにいちごの「かなみひめ」を食べました。かなみひめは出荷量が少ないためあまり見かけないのですが、先日スーパーで数パックだけ並んでいるのを発見。甘い香りが漂っていておいしそうだったので、迷わず購入しました。
かなみひめは、親が「とちおとめ」と「章姫」とされていて、品種登録されたのは2005年(平成17年)のこと。静岡県の金指信夫氏が、とちおとめと章姫の混植圃場でとちおとめの自然交雑種子を採取して育成されました。
果皮は鮮やかな紅色で、果肉は淡紅色。果実が大きくてややかたく、長円錐形をしているのが特徴です。また糖度が高くて酸味が弱く、いちごの甘味をしっかりと感じられます。
この栃木県産のかなみひめは十分に熟していて葉の付け根まで濃い紅色に着色していました。重さは15~16gくらいと一般的なサイズで、形は特徴通り長めの円錐形。この形を見るとなんとなく章姫の影響を受けているような気がします。
食べてみると糖度は先端部分が13~14度台と強い甘味があり、おだやかながら適度に酸味も含まれていて、甘酸のバランスが良好。ほどよいかたさで果汁がたっぷりと含まれていて、口の中が甘酸っぱい果汁で満たされ、おいしいかなみひめを堪能できました。
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