イチゴ かんなひめ(甘雫姫)
登録日:2025年3月9日
愛媛県で誕生したいちご「かんなひめ」を購入しました。松山市の垣本商事が育成したいちごで、親の交配は「紅ほっぺ」と「さがほのか」。2013年(平成25年)に「垣研9k206号」という名前で品種登録されています。
果実は縦長の円錐形をしていて、果皮は光沢のある赤色。果肉は橙赤色で、甘味が強くて酸味は弱くしっかり甘さが感じられます。また果皮が比較的かたいため輸送性に優れているのも特徴です。
名前の由来は神無月(新暦11月)頃から収穫できることだそうで、シーズン開始が早く年内の収穫量も多いとのこと。なお、かんなひめという愛称は商標登録されていて、ほかに「甘雫姫」や「かんな姫」とも表記されます。ちなみに同社のいちごには名前に同じく「雫」のつく「べにゆうな(紅優雫)」と「しずくっこ(雫湖)」という品種もあります。
さて、このかんなひめは徳島県産でパックには11粒入っていました。形は円錐形で重さは平均20g前後。果皮は濃い赤色に染まっていて、果肉はややかたさが感じられます。漂う香りも強く、しっかりと熟している様子です。
糖度を測ると先端の高い部分で14~16度あり期待していた通りの甘さ。今回食べたものはもう少しみずみずしさが欲しいところでしたが、甘味と酸味、香りのバランスがよく、口の中がいちごの豊かな風味に包まれました。
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