イチゴ みおしずく(滋賀SB2号)
登録日:2024年3月11日
滋賀県で誕生した「みおしずく」といういちごを食べました。正式な品種名は「滋賀SB2号」といい、2022年に品種登録の出願が公表されて、2023年にデビューした新品種になります。全国的にいちごのブランド化が進む中、滋賀県でも独自ブランドをということで、県のオリジナル品種として初めて品種開発を行ったそうです。
交配親は「かおり野」と「章姫」で、滋賀県農業技術振興センターで育成されました。両親はどちらも甘味が強くて香りもよいいちごで、みおしずくも糖度が高く、フローラルな香りが特徴とのこと。また収穫期が早く、章姫よりも果実が傷つきにくいという特性も持ちます。
果実はしずくのように整った形をしていてサイズが大きく、果皮は明るい赤色。ほどよい酸味があり甘味をしっかりと感じられるということです。なお、みおしずくというネーミングは公募によって名付けられ、いちごの形やみずみずしさを表現するとともに、滋賀県にある琵琶湖を連想させるという意味なのだそう。
今回購入したみおしずくは円錐形~紡錘形で、全体がきれいな赤色に染まっています。確かに赤は深い赤ではなく、店頭で見たときもほかの紅色のいちごに比べて明るさを感じました。またサイズは20~23gほどと大きさもあります。
食べてみると先端の糖度は15~16度台と高く、酸味は穏やかで果汁が豊富。果肉はややソフトで食べやすく、ジューシーでまろやかな味わいでした。ちなみに、ほかの人の感想を見てみるともう少し酸味を感じている人もいたので、今回は酸味が低めのものだったのかもしれません。でもこのくらいの酸度でもいちごの甘さがふんわりと広がっておいしかったです。
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