イチゴ さぬきひめ
登録日:2021年2月21日
香川県で作られているいちご「さぬきひめ(さぬき姫)」を食べました。全国的な知名度はそれほど高いほうではありませんが、関東圏でもたまに店頭で見かける品種です。某大手スーパーでは安定的に仕入れているようで、ちょくちょく目にします。
さぬきひめの交配親は「三木2号(さちのか×とちおとめ)」と「さがほのか」。香川県で育成され、2009年に品種登録されました。なお、商品名はひらがなで「さぬきひめ」と書きますが、正式には「さぬき姫」で品種登録されています。
さぬきひめの特徴は、丸みのある球円錐形で、果肉がしっかりしていて、果皮は鮮やかな紅色。果肉は淡い紅色で、カットすると果心も赤色です。また甘みと酸味のバランスがよく、果汁を多く含んでいます。
今回食べたさぬきひめは、1粒25~30gくらいと比較的大粒で、ぷっくらとしたかわいい形をしていました。果皮がツヤツヤとしていて張りがあり、色づきも良好です。
食べてみると、甘味と酸味が絶妙で、かたさもほどよく、果汁も豊富。果実の先端部分の糖度は13~14度台と十分な甘さがあり、適度に酸味があることで、どの粒もしっかりと甘酸っぱさが感じられます。いちごの香りもジュワっと口に広がりとても美味でした。
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