カンキツ類 あすみ
登録日:2018年3月15日

あすみ
先日、愛知県産の「あすみ」を食べました。あすみは2014年に品種登録された新しい柑橘で、親の掛け合わせは「カンキツ興津46号」×「はるみ」。育成したのは農研機構で、みかんのように手で皮をむくことができ、じょうのう膜(薄皮)が薄く、糖度が高くて食味がよいのが特徴とのことです。また成熟期は2月上旬頃で、果実のサイズは150g程度となっています。
このあすみは大玉だったようで、重さは約280gほどありました。タネが3つほど入っていましたが、特徴通り皮はむきやすく、じょうのう膜も薄くて食べやすさは良好。糖度も17~18度と高く、食べ終わってもしばらく舌に甘味が残るほどでした。また果肉はほどよくソフトで果汁も豊富。強い甘味とやさしい酸味、オレンジのような香りが相まって味わい深く、とても気に入りました。
ただ、あすみは施設栽培に向いているようで、生産量が少なく価格が高いのがネックです。もっと普及してもう少し抑えめな価格になるとうれしいです。
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