カンキツ類 湘南ゴールド
登録日:2023年3月26日
春の柑橘「湘南ゴールド」を食べました。湘南ゴールドは果皮が黄色の小ぶりな柑橘で、旬の時期は3月から4月頃。生産地は神奈川県で、まさに今が食べ頃となっています。
品種登録されたのは2003年(平成15年)で、交配親は「黄金柑」と温州みかんの「今村早生」。大きさはピンポン玉くらいで、母親の黄金柑と外観がよく似ています。ただ湘南ゴールドのほうがサイズがやや大きく、皮がむきやすいとのことです。
果皮と果肉が黄色いので酸っぱそうに見えますが、糖度は高めで酸味もそれほど強くありません。しばらく貯蔵して減酸したものはより食べやすくなっていて、香りがよくて果汁が豊富。味は黄金柑に似てさわやかな甘酸っぱさが楽しめます。
今回入手した湘南ゴールドは果実の直径が5~6cmほどの丸い形。果皮は温州みかんに比べるとかたいですが、手でむくことができます。また薄皮(じょうのう膜)もあまり薄くはないものの袋ごと食べられ、種も少なめです。
さて、皮をむき始めるとすぐさま爽快な香気が広がってきました。ひと房食べると濃厚な甘酸っぱさとみずみずしさが相まってとても美味。レモンを甘くしたようなすっきりとした味わいで、甘味と酸味の両方を求めている人におすすめです。
- 前へ モロ(ブラッド…
- マーコット 次へ
日付の並び順で見る