カンキツ類 サマー清見
登録日:2022年4月24日
愛媛県産の「サマー清見」を食べました。これは別名「輝き(かがやき)」や「星タンゴール」ともいい、「清見(きよみ)」の枝変わりとして誕生したものとされます(清見の自然交配という情報もあり)。生産量はわずかですが、3月~5月に出回ります。
サマー清見の元である清見は、2月~5月頃に出回る中晩柑の1つで、味や外観はオレンジのような感じ。温州みかんの「宮川早生」と「トロビタオレンジ」を両親に持ち、1979年(昭和54年)に命名されています。※左が清見、右がサマー清見
そんな清見から誕生したサマー清見は、果皮が黄色いことが特徴。清見は果皮がオレンジ色なので、明らかに見た目が異なります。サイズは清見と同程度で、今回購入したサマー清見は170~200gくらいでした。
さて、いつもオレンジ類は手で皮をむいて食べるので、今回も手でむくことに。何とか手でむけましたが、皮はややかためでむきにくく、さらに薄皮(じょうのう膜)がとても薄いため途中で少し破れてしまいました。手軽に食べるならスマイルカットで食べるのがよいでしょう。
サマー清見を食べるのは今回で2度目なのですが、味の印象としては、清見のおいしさにさわやかさをプラスした感じです。糖度は15度前後と十分に甘く、まろやかな酸味もあり、やわらかな果肉は種なしで口当たりも良好。爽快な香りも漂い、黄金柑や美生柑(河内晩柑)などを思わせるような風味でとても美味でした。
- 前へ 南津海(なつみ)
- ジューシーオレ… 次へ
カンキツ類の並び順で見る
- 前へ 南津海(なつみ)
- ジューシーオレ… 次へ
日付の並び順で見る