カンキツ類 天草
登録日:2022年2月6日
愛知県で栽培された「天草(あまくさ)」を食べました。天草は1995年(平成7年)に品種登録された柑橘で、重さは200g前後。多く出回る時期は1月から2月で、オレンジとみかんの間のような形をしています。
天草の親は「清見×興津早生」×「ページ」です。清見は「清見オレンジ」や「清見タンゴール」とも呼ばれるオレンジ風味の柑橘。そして興津早生は温州みかんで、ページは「ミネオラ」と「クレメンタイン」を交雑したマンダリンになります。これら食味のよい柑橘類の特性を受け継いで、甘味の強いジューシーな天草が生まれたというわけです。
今回購入した天草は4個入りで、重さは平均サイズの200g前後。皮はややかためですが、手でむくこともできます。とはいえ、皮が実にきっちりくっついて、みかんのように容易にはがれないので、ゆっくり何度かに分けて皮をはがす感じでむいていきます。
なので3個は手でむいて、1個はスマイルカットで食べました。香り豊かで甘味が強く、ほどよい酸味もあってとても美味。じょうのう膜(袋)も薄めで、口に広がる果汁がとてもおいしいです。
ただスマイルカットにしても皮ははがれにくいので、さらに果肉と皮の間にもナイフで切れ込みを入れたほうが食べやすくなります。またタネありの場合、うっかりタネをかむとゴリっとなるので、種はあらかじめ取り出しておくとよいでしょう。
- 前へ フェニックスマ…
- ありあけ 次へ
カンキツ類の並び順で見る
- 前へ マンゴーパイン…
- コーディア(ダ… 次へ
日付の並び順で見る