リンゴ ポッピンルージュ
登録日:2024年2月11日
少し前になりますが「ポッピンルージュ」というりんごが売られていたので購入してみました。長野県で栽培されたもので、果肉の赤いいわゆる「赤肉系」の品種です。
長野県で赤い果肉……。もしやと思って調べてみると、やはり中野市の吉家一雄氏が育成した新品種のりんごでした。吉家氏はこれまでに多くの赤肉りんごを生み出している方で、このブログでも過去に「ムーンルージュ」「なかののきらめき」「炎舞(えんぶ)」「星のスパイス」など同氏が育成した品種を紹介しています。
ポッピンルージュは2023年に品種登録の出願がなされたばかりで、特徴としては果皮が赤くて果肉も赤色。酸味は強くなく甘味があるので生食でも味わえるということです。ただ情報が少なく、親の掛け合わせなどの詳しい来歴は見つけることができませんでした。
今回入手したポッピンルージュは2個で、1個はほぼ全面が赤く染まっていて、もう1個は少し黄色が残った状態。果皮の赤色は少しくすんだ感じで、果実は丸みがあり幅広の扁円形といった感じです。
そしてカットしてみると、果肉は外側が濃い赤で、内側は淡黄色のグラデーションになっていました。赤色の割合はそれほど多くありませんでしたが、個体によってはもっと赤いものもあるようです。
糖度を測ると約20度と高く、酸味が弱いのでググっと甘さを感じます。それでもってフルーティーな風味もあって思っていた以上に美味。ただ、果肉が少しやわらかめで食感がやや粉っぽかったので、次は秋にジューシーなものを味わってみたいです。
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