イチゴ 真紅の美鈴
登録日:2026年4月26日
久しぶりに「真紅の美鈴」を食べました。果皮色の濃さが特徴のいちごで、個体によっては黒っぽい紅色に染まることから「黒いちご」とも呼ばれます。生産量が少ないためあまり流通していませんが、直売所などではたまに見かけます。
真紅の美鈴の親品種は「ふさの香」と「麗紅」で、甘味が強くて酸味が弱く、果肉がかためで断面まで濃紅色になるのが特徴。品種登録されたのは2015年(平成27年)で、千葉県の成川昇氏によって育成されました。
ちなみに母親のふさの香(2003年に品種登録)は、果皮が鮮紅色をしていて果肉は橙赤色。甘くて香りがよく日持ちもよい品種です。また父親の麗紅(1976年に命名)は「女峰」の親でもあり、アントシアニンを多く含んでいて果肉が中まで赤いことが特徴。真紅の美鈴の色の濃さはこれら両親の特性がより強く出たということでしょうか。
さて今回購入した真紅の美鈴は15~20gくらいと大きく、果皮は暗い紅色。一般的ないちごと比べると明らかに黒っぽさを感じます。果実は円錐形で、果皮や果肉はしっかりとしていて、カットすると断面もかなり濃い紅色でした。
さっそく食べるとググっと強い甘味が感じられ、同時に香りも広がります。先端の糖度は16度~19度台と高く、酸味は控えめながら甘さとのバランスが良好。果汁も豊富で濃厚な風味が楽しめました。










