天草 カンキツ類

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基礎データ DATA

天草の特徴

天草

「天草(あまくさ)」は長崎県生まれの柑橘で、親は「T-378(清見×興津早生)」と「ページ」です。農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所で育成され、1995年(平成7年)に品種登録されました。

果皮は赤みのある橙色でサイズは200g前後。オレンジのような香りを持ち、果肉は多汁でやわらかく、甘みが強くて酸味は少なめです。じょうのう膜(薄皮)が薄いので袋ごと食べられます。12月下旬~1月上旬頃がシーズン。柑橘の分類は、清見やデコポンなどと同じ「タンゴール」になります。

天草の名前は、育成地である長崎県南島原市口之津町から見渡せる天草島にちなんでいるそうです。ちなみに父親(花粉親)の「ページ」は、「ミネオラ」と「クレメンタイン(クレメンティン)」を掛け合わせたものです。

天草の選び方(見分け方)

天草

皮にツヤがあってなめらかなもの。また、同じ大きさなら重量感のあるもの選びましょう。重いほうが果汁を多く含んでいます。へたが枯れていたり、皮がしなびているものは避けたほうが無難。天草は少し赤みのある橙色をしているので、全体の色づきがよく、若干色の濃いものを選びましょう。

天草の保存方法

涼しい冷暗所で保存して、新鮮なうちに食べましょう。状態にもよりますが、日持ちは5日~1週間くらいです。冷蔵庫に入れる場合は、乾燥しないようポリ袋などに入れてから野菜室へ入れます。

天草の食べ方

手でむけますがナイフを使うと楽です 袋(薄皮)ごと食べられます

天草は皮は手でむくことも可能ですが、皮が果実からはがれにくいので、オレンジのようにカット(スマイルカット)して食べると楽です。手でむこうとすると、果汁があふれて手が濡れてしまうことがあります。

種は入っていないものが多いですが、時々入っていることもあります。じょうのう膜(薄皮)は薄く、そのまま袋ごと食べることが可能です。

天草は甘くてジューシーなので生食がおすすめですが、ジャム(マーマレード)にしたり、ケーキにのせてもよいでしょう。

スマイルカット

天草のいろいろな別名

天草

「天草」は地域によって名称が異なることがあります。大分県産のものは「美娘(みこ)オレンジ」、長崎県産のものは「紅香(べにかおり)」、沖縄県産は「あまSUN(あまさん)」というブランド名で流通していることもあります。

天草の旬(出回り時期)

天草は12月下旬頃から2月中旬頃に出回ります。主産地は愛媛県や大分県、長崎県などです。

各地の年間収穫量 アマクサ(天草)

出典:農林水産省統計

2020年のアマクサ(天草)の収穫量のうち最も多いのは愛媛県で、約216トンの収穫量があります。2位は約55トンの収穫量がある沖縄県、3位は約45トンの収穫量がある大分県です。

栽培面積・収穫高の推移

出典:農林水産省統計

2020年の天草の栽培面積は約34ヘクタール。収穫量は約414トンで、出荷量は約399トンです。

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