イチゴ そよかの
登録日:2026年6月21日
これは「そよかの」という5月から7月頃に収穫される極晩生のいちごです。一般的に6月になると夏いちごと呼ばれる四季成り性の品種が多くなりますが、そよかのは一般的ないちごと同じ一季成り性になります。
品種登録されたのは2024年(令和6年)で、親の組み合わせは「豊雪姫」と「さちのか」。農研機構と岩手県、秋田県、青森県、山形県の共同研究により、寒冷地や高冷地での栽培に適したいちごとして育成されました。
果実は明るい赤色で、重さは平均16gと比較的大きく、甘味は中程度で酸味がやや多いのが特徴です。そして栽培面では収穫時期が遅くて多収性があり、果皮がかためなので輸送性も良好。ちなみに母親の豊雪姫は大粒で収量の多い極晩生種で、父親のさちのかは果実がかたくて食味のよい品種なので、両親の優れた特性を受け継いでいるようです。
今回購入したそよかのは秋田県産で、ふっくらとした丸みのある三角形をしていて、果皮はきれいな赤色。果実の重さは20~28gほどと大粒で、かわいらしい外観です。また断面の果肉の色は淡い赤色で、親のさちのかに似ています。
さっそく食べてみると、果肉がしっかりとしていて果汁が多く、先端の糖度は12~14度台で、酸味はやや強め。でも酸っぱすぎることはなく、甘味とのバランスが取れていて、とくに14度以上のものは味わい深かったです。生食でもおいしいですが、甘酸っぱさのあるいちごなのでケーキのトッピングにも適していると思います。
なお、そよかのという名前は、そよかぜの吹き渡る野で収穫できるイチゴのイメージが由来だそう。さちのかが親なのでそよ「のか」と勘違いしそうですが、そよ「かの」です。












