カンキツ類 吉浦ポンカン
登録日:2026年3月1日
柑橘類は種類が多く、新しい品種にも目を奪われますが、昔ながらのポンカンやいよかん、はっさくといった柑橘も根強い人気があります。今回購入したのは山口県産の「吉浦ポンカン」です。
ポンカンには「太田ポンカン」や「今津ポンカン」などいくつかの種類があり古くから栽培されています。その中で吉浦ポンカンは昭和10年代頃に山口県の周防大島において誕生しました。親に関しての詳細はわかりませんでしたが、台湾から導入したポンカンから作出されたそうです。
特徴としては甘味と酸味が調和した濃厚な味で、形は扁平形の低しょう系ではなく、長球形の高しょう系になります。また晩生種である吉浦ポンカンは出回り時期が2月から3月上旬頃で、1月頃に出荷される早生種のポンカンと比べると少し遅め。ちなみに吉浦ポンカンは「せとみ」や「南津海」の親品種でもあります。
さて、この吉浦ポンカンはサイズが110~120gほどで、果皮は濃いめのオレンジ色をしていて、ボールのような丸い球形。またポンカンは浮き皮になりやすいですが、これは隙間がなくそれでいて皮はむきやすかったです。
さっそく食べてみると、糖度は17度前後と甘く、さらに適度に酸味も含まれていてくっきりとした濃い味わい。種ありでしたが袋(じょうのう膜)が薄くて食べやすく、果汁が豊富で香りも良好です。ひと房ごとにポンカンの豊かな風味が口の中に広がってとてもおいしかったです。











