リンゴ 大夢(おおゆめ)
登録日:2023年12月3日
ちょっと前になりますが、まだ食べたことのなかった「大夢」というりんごを購入しました。岩手県農業研究センターが育成し、2013年(平成25年)に品種登録された岩手県のオリジナル品種になります。大夢という品種名は、東日本大震災後に「復興に大きな夢を乗せる」という思いを込めて命名されたそうです。
親品種は「ふじ」×「ゴールデンデリシャス」で、重さは350~480gほどと大きいのが特徴。味は酸味が低くて適度な甘味があり、香りも良好です。また貯蔵性にも優れていて、果肉に蜜が入ることもあります。
外観や食味などは母親のふじに似ていますが、果皮の色はふじよりも薄めで、収穫時期は11月上旬頃からとふじよりも少し早め。果汁はふじよりも多く、シャリっとした歯ごたえがあるとのことです。
今回購入した大夢は2つとも約550gとかなりの大玉でした。果皮は確かにふじに比べるとやや薄い感じはしますが、しっかりと赤く染まっていて、見た目はふじとあまり変わらないように思います。
実際に食べてると、とにもかくにもみずみずしくて驚きました。それでいて甘味も強く、口に広がる果汁がとても美味。糖度は16度前後あり、ほどよい酸味とフルーティーな風味が甘味にミックスされることでより味わい深さを感じます。シャキっと歯切れもよく、ずっと食べ続けていたいほどおいしかったです。
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