リンゴ なかののきらめき
登録日:2019年1月5日
最近、果肉が赤いりんごが増えています。2018年に品種登録された「なかののきらめき」もその中のひとつ。これは長野県中野市の吉家氏が育成したりんごで、果皮が黄色~淡オレンジ色をしていて、果肉が赤味を帯びているのが特徴です。果実をカットすると、果肉が赤と白のグラデーションになっていて見とれるくらいの美しさです。
一般的に果肉の赤いりんごは酸味が強めのものが多く、なかののきらめきもどちらかというと加工に向いているとのこと。ただ実際に生食してみると、確かに酸味はやや強めですが、酸っぱすぎるということはなく、生食でもいけました。糖度は17度前後と甘味が強く、甘酸が調和して風味豊か。食感はサクッとした感じで、ほどよく果汁もあり、そのままでも十分においしかったです。
今回、2玉購入したので、1つはそのまま食べて、もう1つはシロップ漬けに。シロップ漬けはきれいな濃ピンク色になり、高級デザートのような上品な味わいでした。加熱したことで少しとろっとした口当たりになり、香りもよくて絶品。ジャムやアップルパイに使ってもよいと思います。
ちなみに育成者の吉家氏は、このほかに「いろどり」「なかの真紅」「ムーンルージュ」「炎舞」と計5つの品種登録を同時にしています。すべて果肉が赤くなるりんごで、なかののきらめきとムーンルージュは果皮が黄色、ほかの3種類は果皮が赤色となっています。
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