リンゴ a1 Apple
登録日:2025年5月12日
これは「a1 Apple」というニュージーランド産のりんごです。ニュージーランドから輸入されるりんごには「ロイヤルガラ」や「ジャズ」などいろいろありますが、この品種は初めて見ました。
調べてみると、a1 Appleは収穫時期の早い早生種で、シーズンは2月から6月頃。果皮が鮮やかな赤色をしていて、パリッとした歯ごたえがあり、風味のよい甘味が特徴とのこと。ニュージーランドの農家であるケビン・ベイリー氏が育成し、輸出に関してはテ・マタ・エクスポート社が独占で取り扱っているのだそう。
またa1 Appleは以前は「ベイクイーン(Bay Queen)」という名前だったという情報もありました。ベイクイーンはロイヤルガラを栽培している農園で偶然発見されたようですが、枝変わりなのか自然交雑実生なのかといった詳細はよくわかりません。
さて、ニュージーランドのりんごは国産に比べて総じて小ぶりですが、これも180g前後と小玉でした。果皮は「紅玉」のような、ちょっと「秋映え」を思わせるような濃い紅色で、果形は縦長の円錐形。店頭では円形に近いものも少々ありましたが、多くが少し長かったです。
さっそく食べてみると、果肉はかためでシャキッとした歯ごたえがあり、甘味の中に適度な酸味も感じます。果汁もほどよく含まれていて、フルーティーな甘酸っぱさでおいしいです。すっきりとした味わいで食べ切りサイズなので、小腹が空いたときなどにちょうどよいと思いました。
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