リンゴ 星の金貨(あおり15)
登録日:2020年11月8日
久しぶりにりんごの「星の金貨」を食べました。星の金貨は正式な品種名を「あおり15」といい、青森県産業技術センターが育成して、2004年(平成16年)に品種登録したりんごです。
両親は「ふじ」×「青り3号」で、交配が行われたのは50年も前の1970年(昭和45年)のこと。交配から34年後にやっと登録され、星の金貨の名前で流通するようになりました。ちなみに青り3号の両親は「東光」×「リチャードデリシャス」となっています。
果皮の色は、星の金貨という名前からわかる通り黄色くて、見た目は「トキ」や「きおう」「王林」などに似ています。また表面の果点は多めで、一部がほんのり赤くなっていたり、シーズン初めは黄緑色のもの見られます。味は、甘味が強くて酸味は弱く、ほどよいかたさで果汁が豊富。皮が薄めなので皮ごと食べるのにも適します。収穫時期は10月下旬頃で、貯蔵性が高いのもポイントです。
今回購入した星の金貨は、果皮が黄緑色のものが2玉と、黄色に赤みが着いたものが1玉。重さは250g前後でふっくらとした丸みがあって、果皮には薄茶色の果点が散らばっていました。
カットして食べたところ、甘味がしっかりしていてじつに美味です。糖度は17度以上と高く、酸味もやや控えめで香りも良好。果肉は歯切れがよくてサクサクとした食感で、何切れでも食べられます。星の金貨はこれまでに何度か食べていますが、味にばらつきがなく安定したおいしさで毎回大満足です。
- 前へ コックスオレン…
- 黄香(おうか) 次へ
リンゴの並び順で見る
- 前へ コックスオレン…
- きよた柿(清田… 次へ
日付の並び順で見る