紅はつみ　リンゴ　味の感想や特徴など　果物ブログ

リンゴ　紅はつみ

登録日：2024年10月13日

青森県産の「紅はつみ」というりんごを購入しました。青森県産業技術センターりんご研究所が育成した品種で、品種登録されたのは2018年（平成30年）。親の掛け合わせは「つがる」×「さんさ」で、両親とも収穫時期が早く、子どもの紅はつみも9月上旬から収穫できる早生種となっています。

特徴としては果実が円錐形で、サイズは300～350g程度。果皮は濃い赤色に色づき、果肉は白く、ほどよいかたさで果汁を多く含みます。また甘酸のバランスがよくて濃厚な味わいということです。

なお貯蔵性はそれほど高くないようで、普通冷蔵で1か月程度だそう。今回のものは10月上旬に百貨店で購入したもので、サイズは360gほどあり、果皮もきれいに着色しています。でも鮮度に関しては、もしかするとシーズンぎりぎりだったのかもしれません。

というのも購入した日に食べたのですが果肉が思った以上にやわらかく、りんごらしい歯ごたえをあまり感じられなかったのです。そもそも早生種はあまり日持ちがよくありませんが、これももう少し早くに入手できていればまた印象が違ったように思います。

ただ味のほうはとても美味で、強い甘味の中にほどよい酸味があり、フルーティーな風味が広がりました。この味にシャキシャキ感とジューシーさがプラスされていればかなりのおいしさだったに違いありません。最近こういったケースに遭遇することがちょくちょくあるので、シーズン終了間際の早生種を購入する際にはもう少し気を付けたいと思います。

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