リンゴ 黄香(おうか)
登録日:2020年11月22日
これは2週間ほど前に食べた「黄香(おうか)」という名前のりんごです。岩手県のオリジナル品種で、品種登録されたのは2006年(平成18年)。岩手県農業研究センターにおいて「つがる」と「プリシラ」を交配して育成されました。
「黄色+香り」という名前の通り、果皮が黄色くて香りがよいのが特徴です(果皮が黄緑色の場合もあります)。酸味がおだやかで甘味があり、果汁が豊富。また果実が大きくて果肉はややかたく、食味のよいりんごとなっています。
ちなみに親品種のつがるとプリシラはどちらも果皮が赤色。ですが、つがるの親が「ゴールデンデリシャス」×「紅玉」で、黄香から見ると祖母にあたるゴールデンデリシャスが黄色いりんごなので、その性質が現れたのかもしれませんね。
黄香の収穫時期は9月下旬からなのですが、11月上旬でもまだ売られていたので、久々に購入してみることに。今回購入したのは4玉入りで、1玉は果皮が黄緑色、3玉は果皮が黄色くて一部が赤く染まっているものもありました。
食べてみると、食感がシャキシャキとしていて、まろやかな甘さとやさしい酸味、そして本当に香りが豊かで美味です。口に広がる果汁がおいしいりんごジュースのよう。糖度はどれも15~16度台と高く、果皮が黄緑色のものも風味豊かでおいしかったです。
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