リンゴ スイートメロディ
登録日:2020年9月13日
9月上旬に収穫される「つがる」や「きおう」といった早生りんごが店頭に増えてきましたね。そんな中、あまり見かけない「スイートメロディ」がスーパーに並んでいたので購入しました。東北地方では8月中下旬頃から収穫が行われる早生種で、ぱっと見は「王林」のよう。数年前に一度食べたことがあり、それ以来の再会になります。
スイートメロディの果皮は黄緑色~黄色で、重さは350gほどと大玉。酸味は控えめで甘く、果肉は早生りんごにしてはややかたくて果汁が多いのが特徴です。親は「千秋」×「つがる」で、秋田県の佐々木氏が育成しました。
今回購入したものは4玉入りで、果皮はきれいな黄緑色。表面には果点がぽつぽつと入っています。なお、数年前に食べたスイートメロディは9月後半に購入したので黄色が強かったですが、今回は9月上旬と時期が少し早かったためか緑色が多く残っていました。
さっそく食べてみると、糖度は15度以上としっかりと甘味があり、酸味はおだやか。果肉はサクサクとしていて軽やかな食感です。果汁が豊富でさわやかな甘酸っぱさがあり、4玉ともおいしくて当たり。りんごの季節がやってきたなぁとうれしい気持ちにしてくれました。
ちなみに、スイートメロディには「キュート」という姉妹品種があります。育成者が同じ両親から作ったもので、キュートは2003年(平成15年)に品種登録されています。ですが、スイートメロディは品種登録しなかったようです。キュートを食べたときの感想はこちら。
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