リンゴ 美丘(みおか)
登録日:2023年3月12日
スーパーでどっしりとした大きなりんごを発見。名前を見てみると「美丘(みおか)」と書かれています。美丘といえば、旧名「さしゃ」じゃないですか。そういえば美丘になってから食べていなかったかも……。ということで、購入することにしました。
美丘は青森県弘前市の山下豊光氏が育成した品種で、2002年(平成14年)に「さしゃ」の名前で品種登録されています。ですがその後2010年(平成22)に原田種苗に権利が移ったそうで、それからは商標名である美丘の名前が使われるようになりました。
育成においては種子親の「ふじ」に「王林」と「世界一」の混合花粉を交配して誕生。美丘はサイズが500g以上と大きくなるのが特徴なので、その点は大玉品種の世界一の性質を受け継いでいるのかもしれませんね。
また、美丘は貯蔵により食味がアップすることも特性の1つ。収穫期は11月頃ですが、しばらく貯蔵しておくことで糖度が高くなり、果汁や香りも増えます。そのため、年が明けてからもおいしさを維持したままの状態でお店に並ぶというわけです。
この美丘は2個入りで、サイズはどちらも約550gと大玉。果皮は全面が赤く染まっていて、縞模様と果点も見られます。さっそくカットして食べてみると、みずみずしさがすご過ぎて、おいしいリンゴジュースを食べているようです。食感はシャキッとしていて、強い甘味とほどよい酸味、さらにはふじを彷彿とさせる豊かな香りも加わりとても美味でした。
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