リンゴ 大紅栄
登録日:2021年12月5日
今回購入したのは2005年(平成17年)に品種登録された「大紅栄(だいこうえい)」です。10月中旬頃から収穫時期を迎える品種で、以前は百貨店などで見かける程度でしたが、最近はスーパーなどでもちらほら見かけるようになりました。
大紅栄は青森県弘前市の工藤清一氏が「未希ライフ」の自然交雑実生から育成したりんごです。果皮の色が濃くて大玉なのが特徴で、しっかり着色すると紫紅色にもなります。また、果肉はほどよい甘味があり、多汁で褐変化しにくいというのもポイントです。
この青森県産の大紅栄は特徴通り、重さが約450gと大きく、果皮も濃い紅色。お尻の部分まで深紅に染まっていました。そして肩の部分は張りがあり、何となくたくましさを感じる外観です。
食べてみると、果肉のかたさは中程度で果汁を多く含み、サクッとした軽い食感。そのままかみ砕くとフルーティーな香りとまろやかな甘味、やさしい酸味が広がり、口の中がおいしさで満たされます。今回10年ぶりくらいに大紅栄を食べたのですが、前回同様にとてもおいしくて大満足でした。
ちなみに、工藤氏は大紅栄の親である未希ライフも育成していて、ほかにも「安祈世(あきよ)」や「栄黄雅(えいこうが)」「黄明(こうめい)」など多くの品種を世に送り出している方です。
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