リンゴ コル(KORU)
登録日:2020年6月28日
これはニュージーランド産の「コル(KORU)」というりんごです。ニュージーランドからは「ジャズ」や「ガラ」「ソーニャ」などいろいろな品種が輸入されていますが、コル種はまだ未体験だったので購入してみました。ちなみに過去に食べた輸入りんごのブログはこちら「ジャズ」「ガラ」「ソーニャ」。
調べてみると、コル種はニュージーランドのPlunkett氏のバラ園で発見されたもので、1998年頃に誕生。育った果実を食べてみると味がよかったことから「Plumac」と名付け、商業栽培されるようになったそうです。そして2010年に「KORU」の名前で商標登録され、今ではニュージーランドだけでなくアメリカでも栽培されるまでになりました。なお、その後の調査で親は「ふじ」×「ブレイバーン(Braeburn)」だとわかったそうです。
特徴としてはパリッとした食感で、みずみずしく蜂蜜のような風味の甘さがあり、ほどよい酸味も含まれるとのこと。また購入した袋には「甘さ5つ星、酸味4つ星」と表記があり、たんに甘いだけでなく、酸味もなかなか効いている様子です。
さて、今回購入したコルりんごは4個入りで、1つの重さが180g前後と小ぶり。果皮は明るい赤色で少し黄色が残っています。ふじっぽさがあるかといわれると、少しあるようなないような……。でもとてもかわいらしい外観です。
食べてみると、思ったほど酸っぱくなくて甘味と酸味の調和がよくとれています。糖度は17~18度くらいと甘味が強く、果汁がとても美味。果肉はかためでしっかりとした歯ごたえがあり、カリッとした食感です。1玉だけ果汁がやや少なめでしたが、ほかの3玉はほどよくジューシーで香りもよく、深みのある味わいでとてもおいしいりんごでした。
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