リンゴ プロピーナ(ミニりんご)
登録日:2022年11月5日
ミニりんご(クラブアップル)といえば「アルプス乙女」が有名ですが、これは「プロピーナ」というミニりんごです。4~5cmくらいの大きさで、アルプス乙女同様にそのまま食べるほか、りんご飴にも向いています。
このプロピーナを育成したのは、じつはアルプス乙女と同じ育成者の波多腰邦男氏。アルプス乙女は1968年(昭和43年)に命名されていて、親品種ははっきりしていませんが「ふじ」と「ヒメリンゴ」の可能性が高いとされています。
そしてプロピーナはアルプス乙女の自然交雑実生で、1990年(平成2年)に品種登録されました。重さは60~70gで果皮が赤く、酸味が弱くて甘味が強め。アルプス乙女が30~50gなので、プロピーナのほうが若干大きいみたいですね。
今回購入したプロピーナは長野県産で、重さは65g前後と平均的なサイズでした。果皮は赤く着色しているものの、黄色もけっこう残っています。でもこれはこれでかわいく見えます。
さて、水洗いしてかじってみると、サクッとした食感で甘味が強く、酸味はほとんど感じません。糖度は16度以上あり、果皮の赤い部分は17度以上ありました。香りは弱いですが皮が薄くて食べやすく、子どものおやつにもちょうどよいと思います。
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