リンゴ 金星
登録日:2024年12月9日
久しぶりに「金星」を食べました。金星は果皮がクリーム色のりんごで、「シナノゴールド」や「きおう」「トキ」といった黄色種に比べて色が淡いのが特徴です。売り場でほかのりんごと並んでいても色味が違うので判別しやすいと思います。
この色の薄さは栽培時に袋掛けをしているからで、見た目の美しさに加えて貯蔵性の高さも特徴となっています。なお、金星には袋なしで栽培した「サン金星」もありますが、こちらは果皮に赤みが差して表面に小さな果点が目立つなど、外観に違いが見られます。
金星が誕生したのは50年以上前のことで、弘前市の佐藤肇氏が育成しました。両親は「ゴールデンデリシャス」と「デリシャス系」とされ、甘味が強くて香りがよく、果肉がかたくて果汁が多いりんごです。
今回購入したのは青森県産で、果実は円錐形をしていてサイズは300gほど。全体がきれいなクリーム色で、表面には薄茶色の果点が点々と散りばめられています。
さっそく食べてみると、コリっとした食感でちょっと驚きました。金星ってこんなにかたかったっけ? と思いながらもう1玉を食べてみたところ、こちらはサクッとした食感で果汁も多く、甘味と酸味、香りのバランスも絶妙でした。最初に食べた1玉も味はよかったのですが、2個目のほうが断然おいしかったです。
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