ジュガラ　リンゴ　味の感想や特徴など　果物ブログ

リンゴ　ジュガラ

登録日：2024年6月2日

前回の「NZプリンス」に続き、またもニュージーランド産のりんごを食べました。これはFreshco社から輸入されている「ジュガラ（Jugala）」という品種です。

初めて聞く名前なので調べてみたところ、「ミッチグラ（Mitchgla）」の変異種だという情報がありました。ミッチグラというのは「ガラ」のより熟期が早い変異種で、ニュージーランドのミッチェルさんが発見したのだそう。ミッチェルさんが見つけたガラ系統なので、ミッチェルガラ→ミッチグラになったのでしょうか（勝手な推測）。

そしてジュガラは、フランスのジュリアンさんがミッチグラよりもさらに成熟期が早いガラ系統として発見したそうです。ジュリアンさんの「ジュ」と「ガラ」でジュガラ……（勝手な推測）。それはさておき、要するにジュガラはガラ系統の変異種ということみたいですね。ちなみに、ガラは1930年代にニュージーランドで発見された品種で「もりのかがやき」と「さんさ」の親でもあります。

このジュガラは重さが150g前後の小玉で、日本に輸入されているほかのNZ産りんごと同じくらい。果実の形は丸っこいものや長円錐形があり、果皮は濃い赤色でロイヤルガラに似ています。そういえば「ロイヤルガラ」もガラの枝変わりですね。

食べてみると、果肉は少しやわらかめのサクッとした食感で、果汁の多さは中程度。糖度は15度以上と甘く、酸味は比較的おだやかで、フルーティーな風味が感じられておいしかったです。

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