リンゴ シナノレッド
登録日:2019年8月27日
これは8月中旬頃から収穫される早生種のりんご「シナノレッド」です。「つがる」と「ビスタベラ」という品種を掛け合わせて長野県で育成。1997年(平成9年)に品種登録されました。
シナノレッドは果肉がかためで、甘みと酸味がほどよく含まれ、果汁が多いのが特徴。果実は250~300gくらいの中玉で、黄緑色の地色に濃い赤色が着色します。
今回購入したのは、お尻まで赤く色づいたもの(左)と、お尻の部分が緑色のもの(右)1玉ずつ。これらの食べ比べをしてみました。赤いほうがおいしいと予想したのですが、結果は少し違った結果に……。
糖度はどちらも16度前後でしっかりと甘味があり、酸味は中程度。酸味はどちらかというと赤いほうが少なめに感じましたが、緑色の濃厚な甘酸っぱさも何とも美味で、甘みと酸味は甲乙付けがたい感じです(断面写真上が緑の果実)。
でも、皮をむくと赤いほうは下半分が変色してフカフカになっていました(※画像ではわかりにくいですが、この裏側が茶色く傷んでいました)。上半分はとても甘くてよかったのですが、丸ごと味わえなかったのが残念。
一方、緑のほうは甘酸のバランスが素晴らしく、果汁も豊富で、シャキシャキ感も文句なし。見た目は少し酸っぱそうに見えますが、かなりおいしかったです。ちなみに赤い果実も本来はおいしいはずなので、ぜひまた食べてみたいと思います。あ、この時期のりんごはあまり日持ちがよくないので、もしかして緑っぽいほうがよかったりするのかも?
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